小型汎用選果機

 

 

 

小型汎用選果機 開発秘話インタビュー

小型汎用選果機の開発責任者 野田茂樹氏に開発秘話インタビュー

 開発のきっかけと目標は?

中小の選果業者や
大型農家を応援するため、
日本一安くて高性能な
選果機を作る事

選果機を求めやすい価格帯で作る事は困難です。私たちは基板や電子回路の設計や製作を
しますが、素子やCR類、カメラを含めて、単品で言えば購入品となります。
でも、できる事はする、作れるものは作る姿勢で挑めば、メーカー製で数万円の部品でも1万円以内で製作する事が出来る場合があります。

手を抜くところは抜く、抜かない所は抜かない・・・
ここの線引きから始まる小さい積み重ねが大事だと思います。

 これまでの製品とはどのような違いがありますか?

他社にはできない独自の技術力

決定的な違いはありません。

只、旧式ではできなかった事が可能になっただけです。それは精度に現れます。

高寿命の特殊LEDやパソコン、カメラの技術がここ数年で飛躍的に進歩し安定した品質の製品が安く入手できるようになったおかげです。

照明にしても旧式では高周波点灯の蛍光灯やDC点火の白熱球を使っていましたので球切れや、光量低下には悩みましたが今はありません。

精度の向上は即ち選果精度に反映します。

 他社との違いはありますか?

選果機としての優れた総合バランス

ありません。

他社でも同様の事をしていると思います。どちらかと言うと他社のカメラの方が性能は良いと思います。

必要な機能は全てあると思いますけど、それは今までにお客様からの「こんな機能がほしい」「ここはこうした方が良い」等の要望事項を集約した結果と思います。

機械機構に付いても同様です。カメラ等の選果素子と、機構類は同時に設計するのが最良です。弊社の場合そのどちらも製作しているので、手の届く範囲での微調整は可能です。

カメラ選果装置、機構を独立して見れば 弊社より上位の製品は沢山あると思いますが、カメラ選果装置と機構を一体物として見れば選果機としての総合バランスは良いと思います。

 開発の上で特に注意した点は?

最重要事項はメンテナンス性、

つまり故障時の対応。

弊社の場合お客様がモニター上で確認可能なメンテナンスモードが多くあります。故障の際には、まず電話での対応となりますが、2~3の確認をして頂くと故障個所が特定できる仕組みとなっています。

アタッチメントの交換や部品交換は、やる気になればお客様が交換可能な構造です。ネジ類も特殊部品を一切使用せず、近くのホームセンターで間に合うネジを使用しています。

業務用機器は、民生機器よりも特に性能が優れている訳ではなく、ボタンを押せば、確実に動く信頼性を基に設計されています。

常設のデモ機がありますので、農作物を持ち込み、実際に選果をして確認をして頂ければと思います。その上で判断を御願い致します。

小型汎用選果機の導入の流れ

基本型人参選果機は写真の通りです。

基本型選果機は他に(馬鈴薯用)(トマト用)(甘藷用)(柑橘用)(キウィフルーツ用)等が御座います。

PK搬送装置と排出装置は同一の部品を使用しますが(排出口数)と(処理ソフト)が異なるために人参選果機を掲載しています。

「選果機は高い」と思われている方には特に驚いていただける価格をご提示させていただいております。

カメラ使用の1条型PK選果機は「特別廉価販売品」となります。

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